政府公認のライセンスを取得しなければならない
オンラインカジノはインターネット上に開かれたカジノのことで、ランドカジノと同じくゲームに勝つとリターンを得ることができます。
オンラインカジノは世界に3000万人を超えるプレイヤーを抱える超が付くほど有名なギャンブルで、日本人のプレイヤーも年々増え続けています。
そのオンラインカジノの運営はオンラインカジノを合法としている海外の政府から運営を認めるラインセンスを発行してもらわなければなりません。
政府公認のライセンスですから審査はとても厳しく、クリアするには資金力だけではなく、運営を怠ることなく行える管理能力も試されます。
こうして全ての審査をクリアすることができた会社だけが運営に漕ぎ着けることができます。
この政府公認のライセンスは運営会社が拠点を置く国での取得は必須ですが、他にもオンラインカジノを合法化している国の政府が発行しているライセンスの取得も可能です。
オンラインカジノの運営ライセンス取得の条件、難易度は発行する国にの政府により異なります。
審査が厳しく、取得難易度が難しいと言われているのは、マン島、ジブラルタル、UK、キュラソーです。
これらの国が発行するライセンスを取得しているオンラインカジノは、その他のライセンスを保有しているオンラインカジノよりも安心して利用することができます。
大手と言われているオンラインカジノは必ずこれらの国のライセンスを保有しています。
オンラインカジノは今世界に2000以上ありますので、オンラインカジノ選びに迷った際はこうしたライセンスから選ぶのも良いでしょう。
多くの企業の関わりの上に成り立っている
オンラインカジノは運営会社が全てをまかない運営しているわけではありません。
オンラインカジノのサービスとして絶対に外せないのがゲームのソフトウェアと決済システムです。
1990年代中頃のオンラインカジノが登場したばかりの頃は、運営会社がソフトウェアの開発、提供と決済システムの構築を行っていました。
しかし、年々ソフトウェア開発、決済システムのクオリティが高まっていき、全てを運営会社がまかなうのは費用、時間の面から難しくなりました。
現在のオンラインカジノは、運営会社とソフトウェア会社、それに決済会社は全て別の会社となっています。
運営会社はお金を払い、ゲームのことはソフトウェア会社に決済のことは決済会社に委託しています。
こうしてその道専門のプロフェッショナルな会社に任せることによって、オンラインカジノ自体のクオリティを高めることができています。
また、第三者に任せることにより、万が一の運営会社による不正も防げるので、互いに監視し合い、不正のないサービスを提供することもできています。
一定間隔で外部監査機関による監査を受けている
オンラインカジノは外部監査機関に自身の安全性、健全性の調査を依頼しています。
外部の監査機関に依頼することによって、自身では気づけない内面的な問題の発見をすることができますし、監査を実施することによって利用者するプレイヤーに安心感を与えることもできます。
この監査機関も監査機関ごとに監査の厳しさが違います。
監査機関の中でも監査の厳しさで名が知れているのがイーコグラです。
イーコグラはオンラインカジノが、安全、公正に運営されているかどうかを監視する目的で設立されたNPOです。
イーコグラのチェック項目は多岐にわたり、その全てをクリアしなければイーコグラの監査をパスしたという認定を受けることができません。
ソフトウェアの公平さは維持されているか。
支払いに滞りはないか。
サポート体制は万全か。
運営に不正はないか。
など、数々のチェックをクリアしなければなりません。
現在大手、優良として知られ、イーコグラの認定を受けているオンラインカジノでも、イーコグラの監査を1発でクリアできているところは1つもありません。
何度も申請し、数回の監査を経てようやく認定を受け現在に至っているのです。
イーコグラはオンラインカジノのための監査機関であり、その監査結果には嘘偽りはありませんので、オンラインカジノを選ぶ際は、取得難易度の高い政府発行ライセンスの保有に加え、イーコグラの認定の有り無しも加えると、より安全で安心なオンラインカジノを見つけられるでしょう。
日本国内からの利用でも違法にはあたらない
オンラインカジノを利用する上で気になるのが違法性はないかどうかでしょう。
結果を先に言うと、オンラインカジノは合法でも違法でもないグレーなギャンブルです。
まず、日本の法律では公営ギャンブルを除くギャンブルは全て違法となるので、オンラインカジノは合法かどうかという点で考えると合法ではありません。
次に違法かどうかの点についてですが、ギャンブルの違法性については賭博法に沿って決められます。
オンラインカジノはこの賭博法が示している内容にあてはまらないため、違法なギャンブルではないと言えます。
そのため、合法、違法でもないギャンブルとなっているのです。
しかし、オンラインカジノを利用したからといってなにかペナルティが科せられることは一切ありません。
数年前にオンラインカジノの利用で数人の逮捕者が出ましたが、その逮捕者の中で略式起訴を受け入れなかった1名が後に不起訴を勝ち取りました。
不起訴というのは、検察が裁判を起こしても勝てないと判断したということですので、オンラインカジノの利用は法律上問題ないと広く証明されました。
こうした過去の実際の事例があることからも、オンラインカジノは違法にはあたらない安全なギャンブルだと言えるでしょう。